主  催:繁企画 子規さんと遊ぼう会(代表 石丸繁子)/ 共催:松山市教育委員会
日  時:平成22年2月2日(火)〜28日(日)/場所:松山市立子規記念博物館2階ロビー
入場料:無料

 
   「子規さんの想いを書に込めて」
松山市立雄郡小学校六年 鎌倉毬衣
 
 
今回の書道展も、かるたとりから始まりました。とったかるたの中から、好きな俳句を選びました。今年は、去年とちがったことにもチャレンジしました。
 一つ目は「のぼさんと遊ぼう秋祭り」に応募したことです。草や花が関係する俳句を選び、作品を書きました。結果は、二人優秀賞を頂きました。
 二つ目は、「のぼさんと遊ぼう秋祭り」で書いた俳句の中にある、草花の中から、どれかを育てることを決め、花を育てたことです。そして、育てることになったのは、「けいとう」です。4月8日に三種類のけいとうの種まきをしました。種まきをする時には、はやく芽が出ないかなぁ、どんな花が咲くのかなぁ、どんな色なのかなぁなど、わくわくした気持ちでした。そして種まきから6日後の14日、ついに待望の芽が出ました。この時、この芽がきれいな花を咲かせてくれるのだろうという期待と、ちゃんと育って花を咲かせてくれるかなという不安でいっぱいでした。
5月26日、花が咲きました。三種類のけいとうは、それぞれちがった花を咲かせました。
あー、これが子規さんの好きだった花かと思い、見ることができました。
 花が咲いて何日かたったある日、先生が私にこんな質問を出しました。
「けいとうから学んだことはなに?」
私はすぐには答えることができませんでした。そして、けいとうの写真を古い順に見たり、観察記録を読みなおしました。その時私は、気づきました。けいとうは、日々成長している。それが私達と同じだったのです。最初は「はらい」や「はね」、「とめ」などが全くできなかったのに、今ではスムーズに書けるようになりすごく成長しています。私達はけいとうとともに日々成長していました。
 12月22日、作品制作が始まりました。
まず半紙の作品です。次に全紙などの大きい作品への挑戦です。
24日のクリスマスイブの日にも練習しました。この日は、書き続けて、時間を見るのも忘れていました。ふと時計を見ると、もうすぐ9時になろうとしていました。サンタさんが来ないんじゃないかと心配している人もいました。
最後に、「のぼさんと遊ぼう秋祭り」に応募した6人で、全紙3枚へ共同作品を書きました。この共同作品の制作は、自分達で字の大きさや誰がどこへ書くかなど、一人一人が納得いくまで何度も話し合いました。みんなで協力し、「心を一つ」にして書いた結果、いい作品を作ることができたと私は思います。
このことは、今回チャレンジした中でもっとも大きいことでした。
 今回の作品制作で、みんなが一番考えたのは、子規さんがこの俳句を作ったときに、どんな情景を見て、どんなことを考えていたかを思い浮かべながら書いたことです。
「子規さんと遊ぼう会」の合言葉、「努力は力となる」を胸に私達はこれからも、一生懸命努力します。どんどんパワーUPしていく私達の作品をどうぞご覧ください。

 


  【仰臥漫録(ぎょうがまんろく)】復刻版を入手しました。
  先日、東京の神田神保町古書祭りで、『仰臥漫録』復刻版 (1983年11月21日に「岩波書店」から発行)を購入
塾の日、子供たちに『仰臥漫録』復刻版を見せ、貴重な本を入手できた喜びを語った。

「今日は書く前に、先生の宝物を見せてあげるから」というと、
「えー。何?だんだん興奮してきた。」と。
子規さんが大好きな子供たちは、興味深々。
「えー。子規さんは病気なのにだいぶ食べるんじゃね。おやつも食べてる。」 「絵も描いてる。」「鶏頭の絵がある。」 「子規さんの病気は、カリエスだった」等と言っている。
   
  ◆公式ブログに詳しい記事を掲載しています。(クリックするとブログページが開きます。)
 

  【子規さんと遊ぼう会】
  『子規さんの俳句かるた』でかるたとりをしたり、とった俳句を筆で表現したりします。
子規さんに関して、普段からいろいろな話しをして子どもが郷土の文化を心にしっかりと刻んでいけるようにしています。
そして、表現した「俳句書」を展示発表できたらと考えております。

今年の3月に春企画「子規さん俳句かるたとり」−作品テーマ「草花」−で「かるたとり」と「作品制作」をしました。
作品テーマに沿って、自分がとったかるたの中から「草花」に関する句を1句選んで、半紙へ書きました。「子規さんと遊ぼう会」のメンバーは「楽しい」ことや「おもしろい」ことが大好きです。誰かが、何かアイディアを出すと、すぐに色々な意見が出て行動に移します。この句に登場する 「草花」を植えて育ててみようという案が出て「鶏頭」を育てることになりました。
 
  【けいとうの観察記録】
  『子規さんと遊ぼう会』の子供たちと、4月8日に【鶏頭】の種まきをしました。
《『鶏頭』を育てて花を咲かせる》という命題から、子供たちは真剣に観察をしております。
『鶏頭』の観察を通じて、学ぶことが多くあるはずです。新しい発見や感動は、心を豊かにしてくれます。そして、それが必ず書道に影響してきます。これから益々子供たちは『鶏頭』とともに大きく成長してくれることでしょう。
 
  【けいとうから学んだこと】  
 

「どんどん花が増えていく。最初は1つだった花が2つ3つと増えていく。まるで仲間が増えているようだ!どんどん成長していく。私たちと同じだ!最初は"はらい"や"とめ"もきちんとできていなかったのに今では比べ物にならないほど成長した!私たちと鶏頭は日々、成長しているのだ!花が咲き始めた【鶏頭】も、同じ日に種をまき、同じように水やりをしたにも拘らず、成長の度合いが違っています。【鶏頭】も仲間同士で切磋琢磨しながら『精進』していることに気付きました。そして【鶏頭】と同じように自分たちも『精進』することの大切さを学びました。」

子供たちと共に、早く花が咲くことを願って、成長していく【鶏頭】の姿を観察してきました。ぐんぐん伸びる【鶏頭】は、子供の成長と同じことに気付きました。子供たちが【鶏頭】を育てているうちに、「子規さん」の気持ちが少しでもわかることを期待しました。「子規さんと遊ぼう会」の子供たちは、【鶏頭】と語り合いながら『心』も成長しました。この経験を通してこれからも『努力が力』となるを実践躬行してくれることを願っております。